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 アクトパス社長blog【一番風呂日記】にようこそ!

このブログは、温浴ビジネスプロデューサーの望月が、仕事で感じたことや体験したことを気まぐれに綴っています。温浴ビジネスの経営に関すること、現場で実際に起きたことなども、どんどん書いていきたいと思います。(秘密保持契約に違反しない範囲内で…) Ichibanburo_1 

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2009年7月 6日 (月)

風の愉しみ

Bbq20090705  昨日は娘の保育園の関係で大勢が集まり、地元の果樹園でバーベキューをやりました。
いつも思うのですが、屋外で食事をすると、普段の食事よりもずっと美味しく感じます。

焼いただけの肉や野菜を紙皿と割り箸で食べたり、缶ビールがちょっとぬるくなってしまったり…手間のかかった調理や小洒落た演出もありませんが、屋外で仲間とワイワイやりながらの食事は、同じ食材を何倍も美味しく感じさせる効果があるようです。

 個人的に、外の風に吹かれるのが大好きです(できることなら逆風より追い風がいいのですが)。夏の暑い日でも、風があれば快適に過ごせますし、露天風呂で風にあたっていると、心も身体も癒されるような気がします。

 元々、日本人は屋内と屋外の境界が曖昧な空間で生活してきました。

コンクリートとサッシで密閉された空間ではなくて、土間や縁側など、屋内でもない屋外でもない空間で自然環境を巧みに取り込むと同時に、季節の変化に柔軟に対応出来る機能を備えているのが日本建築なのです。

四季折々に温度や湿度が目まぐるしく変化する日本の気候では、密閉して一定の環境を保とうとするよりも、ある程度外部変化に応じて、むしろそれに合わせた過ごし方をする方が合理的だったのかも知れません。

 温浴施設にも、露天風呂をはじめ、ウッドデッキ、テラス席、中庭など、外気にあたってくつろげる空間がつくられるようになっています。

普段、密閉されて空調の利いたマンションやオフィスなどのコンクリートの建物で過ごしていると、風を感じながらリラックスできる時間は貴重です。

屋根や壁、空調設備がなければ、建築コストも低く抑えられます。

ピーク時の収容人数に合わせた施設面積を確保しようとすると、どうしても建築コストが増大しますが、オープンな空間をうまく活用すれば床面積や建築コストを抑えながら、収容人数や顧客満足度を高めることも可能なのです。

テラス席なら食事も美味しいし、喫煙者だって、狭くて臭い喫煙席や喫煙席よりもできれば換気の良い空間で過ごしたいものです。

サウナや岩盤浴にクールルームがついていることがありますが、私はこの空間を快適と感じたことはあまりありません。汗をかいた後には、不自然に冷たい風は心地よくないのです。

 一時期、クールルームのために人工的に自然の風を再現する空間づくりを研究していたこともありましたが、やはり自然の風のゆらぎや、たっぷりとした風量にはかなわないようです。クールルームにコストをかけるよりも、オープンな空間を多くつくった方が喜ばれると思います。

 こういうことを言うと、雨の日や真夏、真冬はどうする…といった意見を言う人もいますが、東北や北海道の真冬を除けば、日本の四季はそれほど厳しいものではないので、対処の方法はいろいろあると思っています。

夏は団扇を置いたり風鈴を吊ったり、冬ならひざ掛けや屋外用ストーブ、雨の日は洒落た番傘のサービス…逆にそういうところが運営力の見せどころだと思うのです。

【関連記事】
喫煙問題、未解決。 2007/03/24

チーム・マイナス6% 2006/07/29

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2009年7月 4日 (土)

商い三年

「商い三年(あきないさんねん)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

これは「商売というものは、利益を上げるまでには三年くらいの時間がかかる。三年は辛抱せよ」ということで、有名な「石の上にも三年」ということわざにも似ています。

このブログも最初の記事が2006年6月9日なので、書き始めて3年が経過しました。

いつの間にか投稿した記事数は400件、アクセスカウンターは10万アクセスに達しようとしています。

世間の人気ブログとは比べるべくもないですが、「温浴」というテーマ中心に書いているので、自分としては振り返ればよく書いたものだなぁ、と思いますし、こんな限定的な世界の話に10万アクセスというのもありがたい話です。

読者の皆様には心より感謝申し上げます。

 最近は1日に50~100人くらいの方に読んでいただいているようです。頻繁にアクセスしていただいている方もいらっしゃるようなので、しばらく更新をサボると申し訳ない気持ちになります。

3年経つと、何かが変わるのだろうか?と期待しているのですが、今のところ大きな変化はないようです。

創業以来3年間続けられて、こうして振り返っていること自体がすでに奇跡的なのかも知れません。

自分としては、考えていること、やりたいことの入口付近をウロウロしているようなつもりですので、温浴の仕事をしている限り、この世界の探求はまだまだ続きます。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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2009年6月30日 (火)

温浴施設で会議

 今日は株式会社アクトパスの月末会議の日でした。

社内に

「会議を温浴施設で行ってはどうか」

と進言する者がいて、

「確かにそれは会議と研修を兼ねていて一石二鳥だ。」

ということになり、13:00に横浜駅西口のSPA EAS(スパイアス)に集合。
Spaeas
しかし、

「まず風呂に入って、館内を一周してから2時間後にレストラン集合ね。」

といって解散すると、風呂だけでなく、血行の良くなる炭酸飲料を飲む者あり、リクライナーで眠る者ありと全員すっかりリラックスモードに。

到底まともな会議にはなり得なかったのでした。

次回から、難しい議題がある時はやっぱり事務所でやることにします。coldsweats01

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2009年6月28日 (日)

無難な選択

 先日、鳥取県の日帰り温泉幹部の方々と居酒屋に行きました。

Iwagaki Nodoguro

岩ガキにノドグロ、地鶏、宍道湖のシジミ…山陰の食材が洒落た盛り付けで次々と出てきて、とても満足だったのですが、その人たち曰く「この店は遠方から来たお客さんを連れていくと喜ばれるのですが、地元ではそれほどの人気でもないんですよ。」とのこと。

食材は地元の人にとっては珍しくないし、演出が洒落ているぶん料金が高めなら、観光客は喜んでも地元の人には行きづらいということなのでしょう。

それはそれで店のコンセプトであり役割ですから、良し悪しを言うことでもありません。

 しかし、温浴施設にとってはこの問題が一番悩ましいのです。

地元客と広域(観光)客もそうですが、性別、年齢、組人数、予算帯、利用目的…あらゆる点で温浴施設のターゲットは幅広いという特性があり、特定の客層に絞ることはなかなかできません。

結果的に飲食部門も幅広い客層を意識して、無難で特色のない内容となってしまうのです。

必要な売上・客数が満たされているならそれはそれで良いのかも知れませんが、競争相手が増えた時に、皆が同じように無難な内容で営業していたら、同じパイの食い合いが起こります。

同質競合(というより無難を選択した施設同士の競合)では、マーケットは拡大しませんので、お互いに客数を奪い合い売上を落とす結果しか生まれません。「無難で特色がない」ということは、「魅力がない」ということとほとんどイコールに近いのです。

これが今の温浴業界の一般的な状況だと思います。

 まだまだ、温浴施設を習慣的に利用する消費者はごく一部に限られています。

しかしこのことは、ターゲットを絞り込んで、その客層に対する満足度を徹底的に高めることで、今以上に様々な客層ごとのマーケットが拡大していく可能性が残されているということでもあります。

「でも、特定の客層しか来なくなったらかえって客数が減ってしまうのでは…」ということがご心配なら、ファミリー客の満足度アップや、お年寄りと子供が一緒に楽しめる施設づくりを本気で目指せば良いのです。

それなら、客層を絞らない無難な選択をすることとは全く違います。

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2009年6月23日 (火)

あきらめの悪いお調子者

 今日はカワラリゾート滑川店の起工式でした。

Namegawa1 Namegawa2

 

最初に「森林公園の近くにいい物件がある」ということで市場調査したのが2006年冬でしたので、ここまで2年半もかかってしまいました。

以前新聞には2009年7月オープンと書かれていましたが、実際のオープンは今から工期6ヶ月とみても、来年になるでしょうか。

 いろいろな困難やトラブルがあって、開業時期が遅れるというのはよくあることです。

特に新田社長のところはいつも難産で、1号店のおがわ温泉花和楽の湯も、着手から開業までには長い長い時間がかかりました。bearing

面白いのは、その時困難やトラブルと思えるようなことが起きても、後で考えると「あのことがかえって良かったね。」ということになっているのです。

「ピンチはチャンス」といいますが、そうなるためには、逆境を乗り越える粘り強さだけでなく、起きたことを必要必然ととらえてそれを活かす発想、何よりもお調子者と言われるくらいの明るさ…そんな新田社長の資質があってこそなんだろうなぁ、と政治家並みに上手になった新田社長の挨拶を聞きながら考えていました。

 神事は蒸し暑いテントの中でとり行われましたが、直会(なおらい)は花和楽の湯に戻ってCafe&Bar花音にて。その後温泉にも入ってサッパリしました。

 梅雨の晴れ間の陽射しがまぶしく、中庭のガクアジサイも光があたって嬉しそうに見えました。

Gakuajisai1 Gakuajisai2

 

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2009年6月22日 (月)

温浴ビジネスの使命

 週末は第三回目のマクロビオティック教室に参加。

前半の理論編では、いつも「健康と食」というテーマについて、さまざまな角度から考えさせられています。

病気の根本が毎日の食習慣、生活習慣にあるというのは大変納得できる話でした。

人間は多少のストレスや毒にさらされても、自分でバランスをとったり解毒排出したりして回復する力を持っていますが、それが繰り返し積み重なるといつか限界を超え、病気になってしまうのでしょう。

生きるということは、人間が生まれ持った力を発揮することであり、健康とは、その人が持っている力を十分に発揮できる状態だと思います。そしてパフォーマンスが落ちている状態が病気であり、その停止が死です。

生きる以上は最大のパフォーマンスを発揮して喜びにあふれる人生を送りたい。だから健康が大切なのです。

 「食」は健康の起源・根本であり、「温浴」には、ストレスによってこわばった心身をリラックスさせ疲労回復したり、血液の循環を良くし、発汗によって毒を排出したりといった健康改善効果があります。

「食」と「温浴」を組み合わせた温浴施設には、人の健康状態を改善する素晴らしい効果が期待できます。なにかとストレスや毒の多い今の世の中、「安近短の気軽なレジャー」なんていう役割だけでなくて、もっと重要な使命を担うべきなのではないかと思います。

 後半の実習のテーマは「春のおもてなしメニュー」。
・新生姜と梅干しのケーキご飯
・新玉ネギと蕪の味噌汁
・きのこと車麩の和風カナッペ
・レンズ豆ともやしのサラダ青梗菜添え
・レモンゼリー
マクロビオティックとはいっても、味気ない制限食というわけではなくて、ちょっとした工夫によって華やかで美味しい御馳走にもなるのです。

Genmaicake_2 Lemonjelly

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2009年6月21日 (日)

温浴と中古ビジネス

 少し前のメルマガに古物商の許可を取得したことを書いたためか、某日帰り温泉の支配人から
「望月さん今度は何をやろうとしているんですか?」
と聞かれました。

そんなに難しいことを考えているわけではありません。

閉鎖する温浴施設で、まだ使える家具や備品が余っていたり、逆に家具や備品を格安で入手したいというご要望があるので、その流通をお手伝いしようと思うと古物商の許可が必要だった、というだけのことなのです。

200904281310000  中古ビジネスは、盗難品や不正品の流通に関わる可能性があるため、都道府県公安委員会の管轄で、営業には許認可が必要です。

手続きは申請代行ビジネスが存在するくらい面倒で、役員全員が以下の欠格要件に該当しないことが必要です。
 1.成年被後見人、被保佐人又は破産者で復権を得ない者
 2.禁錮以上の刑等により刑に処せられ、5年を経過しない者
 3.住居不定者
 4.古物営業の許可を取り消されてから、5年を経過しない者
 5.未成年者

幸い弊社役員は全員セーフでしたので、めでたく古物商許可(東京都公安委員会許可 第301060907164号)を取得することができました(築地警察署に何度も足を運んだ平岩さん、おつかれさまでした)。

 温浴の世界に入る前のことですが、リサイクルビジネスの研究をしていた時期がありました。当時はブックオフが新しいビジネスモデルで古本業界を席巻しつつありました。

ブックオフは、「目利きと値づけ」という中古商売の一番重要でわかりにくい部分を単純化したことで、アルバイトでも店を運営できるようになり、ビジネスモデルに革命をもたらしたのです。

その革新性と、環境に優しいリサイクルビジネスの社会的な意義に惚れ込み、独立してリサイクルショップをやろうかと本気で考えたものです。

辞表を書く前に、当時の上司に「お前はまだ何も分かっていない」と止められましたが。coldsweats01

 しかし、こうして温浴というまったく別のビジネスに携わっているうちに、めぐり巡ってまたリサイクルビジネスに出会うというのは不思議なものです。

かつて研究したことを活かせる時がくるのかも知れません。

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2009年6月19日 (金)

オサカスペシャル

 ちょっと昔話になりますが、以前商業施設開発のファイナンスがらみで、N信販のオサカさんという方と一緒に仕事をしていたことがありました。

オサカさんから、どうしても連れて行きたい店があると何度も誘われて、本郷三丁目にあるスパゲティ屋さんに行ったところ、その店にはなんと「オサカスペシャル」というメニューがあったのです。

「オサカスペシャル」は和風のスパゲティで、イカやらウニやら納豆が入ったちょっと面妖な一品でしたが、オサカ氏の大好物とのこと。

単にオリジナルの味付けをオーダーできるということではなく、定番メニューとしてメニューBOOKに載っているところがオサカ氏の自慢なのです。

人は、自分が世の中に影響を与えたことを実感すると、自分の存在意義をひとつ見出したようで嬉しい気分になります。

常連客のそんな心理をうまくとらえたオサカスペシャルなのでしょうが、実際に顔の広いオサカ氏が人を連れてくる効果はあなどれないな、と思いました。

 その後私が商業開発全般ではなく温浴コンサルティング専門になっていったので、N信販のオサカ氏とご一緒する機会も減ってしまいましたが、「オサカスペシャル」のことは今でも忘れません。

固定客化やくちコミ販促のヒントをいただいたと思って、今でもときどき講演やコンサルティングのネタに使わせてもらっています。

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2009年6月18日 (木)

理念や戦略の根底にあるもの

 おがわ温泉花和楽の湯が開業から5周年を迎えています。

5周年記念のスローガンは、「こたえは 人 でした」。一見意味不明だと思いますが、玄関先からスタッフのTシャツまで、このスローガンを掲げています。

5th_anniversary

 ゼロから、というかむしろマイナスの状態からスタートして、いまや日本でも有数の日帰り温泉となった花和楽の湯ですが、新田社長の言動を見ていると、「経営はトップで99%決まる」ということをあらためて感じることが多々あります。

先日、いかにもおがわ温泉花和楽の湯らしいエピソードが新田社長のブログに書かれていましたので、ご紹介したいと思います。

--------(転載ここから)--------
皆さん、こんにちは。

昨夜の足湯でのとんでもないこととは、17歳の少年達3人がふざけっこから始まった、お湯かけが足湯全体をびしょびしょにしてしまい、ちょっとした事件(事件までいかないか)になってしまいました。

私が、キッチンから少し離れ、館内全体の様子を見ると、なにやら足湯から馬鹿騒ぎの声が。

行ってみると、足湯全体に水がかかっている状態(もちろん天井まで)

そこにいた少年3人。

新田「これ、どうしたの」

少年「・・・・・・。」

新田「これ、君たちがやったの?」

少年「多分、そうじゃないっすか(-з-)」

と、別に悪いことをしたと思っていない様子。

新田「そう。」

そこに通りかかった支配人。

支配人「あれ?どうしたんすか、これ。(´д`lll) 」

新田「とりあえず、雑巾持ってきて」

すぐさま、社員が駆けつけ雑巾片手に拭き始めます。

新田「君たちも拭くんだよ(-""-;)」

少年達「はあ。」

支配人「え、これ君たちがやったの?」

新田「そうなんだよ」

突如、支配人の顔が変わりますヽ( )`ε´( )ノ

支配人「お前ら、ちょっとこい」

そして、場所は事務室へ。

支配人「住所と名前と連絡先と生年月日を書け。」

ブツブツ言いながら応じる3人

少年「たいしたことしてねーだろ」と言おうとも思える態度。

そこで、支配人より警察には出さない。その代わりの条件を提示。

その条件を聞くなり、突然態度が変わる3人。

ちょっとした悪ふざけから、悪ふざけでは済まされない、大人の社会の厳しさを教える我々。

少年達「え!?いや、すみません。謝りますから、許してください」

新田「いや、許さん。さっきの態度を見てれば許す気になんかなれない。」

新田「もうやってしまったことは、自分の責任。謝って済むことではない。もし、謝って済むなら、人殺しをしてごめんなさいで済むよ」

少年「・・・・。」

良く聞いてみると、生年月日に偽りが。

17歳と思っていた彼らは、19歳と18歳。

もうすっかり大人です。

なおさら、それを聞いて許せんと。

しっかりと彼らには、社会のルールを教え、最後は、自ら土下座をしてまでも許してもらいたいとなりました。

新田「彼女の前で君らは、土下座している姿を見せられるのか?」

少年「いや、こんなかっこ悪い姿見せれません」

新田「だろ。親にも見せたくないだろ」

少年「はい。」

新田「今回は許すよ。でも約束をしなさい。これから、かっこよく生きるって。彼女の前でも、親の前でも外見ではなく、内面からかっこよく生きている男になれるように約束をしなさい。」

許すと言う言葉を聞いた途端に、3人はぼろぼろと泣き始めました。

おそらく、本気で叱られたことがないからでしょう。そして、本気でホッとしたのでしょう。

この子達(子ではないな)の親御さんは、全員離婚し、お母さんと住んでいるそうです。それが良いとか悪いとかではなく、お母さん達も必死で働き、気づいたらこの子達とコミュニケーションが取れなくなっているのでしょう。

おそらく、叱られたことも、社会のルールも教えてもらえずに体だけが大きくなってしまったのでしょう。

たばこを吸うことも覚え、お酒を飲むことも覚え、そして、彼女も作り、いかにももう大人だって自分達は誇示したいのでしょう。

しかし、そこに大きな落とし穴があることを大人が教えなさすぎなのでしょう。

下手すりゃ、殺人をしてしまうかもしれません。

大きな事件になる前に、小さいことでもしっかりと叱る。そして、大きなことにならないようにしっかりと教える。

最後にもう一度約束しました。

支配人「本物の男になれよ。人に土下座するなら、しないような人生を歩めよ。」

少年「はい、そうなれるよう頑張ります」

新田「折角、温泉に来たんだから、温泉の本当の楽しみ方をして帰りなさい」

少年「はい」

もう一度、足湯を見に行ってみると、小さい兄弟4人が仲良くお父さん、お母さんと入っていました。

小さい兄弟4人「足湯って気持ちいいね」

あの少年達もこういった言葉が素直にでるような人生を歩んでいってもらいたいと思います。
--------(転載ここまで)--------

いかがでしょうか。

現場トラブルへの対処法という意味ではいろいろな考え方があると思いますが、私はこの対応にはお客様第一主義とか、ホスピタリティといった言葉では言い表せない、人に対する“愛”があると思います。

従業員への接し方を見ていてもそれを感じます。時には厳しく叱ることもありますが、頭ごなしに答えを押しつけるのではなく、教えながら本人が気づき、意識や行動が変わるのを根気よく待つのです。

おがわ温泉花和楽の湯が躍進した根底にある原動力は、地域への、そしてお客様や従業員への深くて大きな愛だと思うのです。

その愛の結果として理念や社是があり、経営戦略があるのです。

「こたえは 人 でした」というのは、新田社長の気持ちを表したものですが、それは客観的な立場から言いかえれば、“愛”なのです。

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2009年6月16日 (火)

マス・マーケティングから個の時代へ

 最近“食ネタ”が多いというご指摘をいただきましたので、今日は純粋な温浴ネタを書きます。

 弊社の新入りスタッフN(年齢不詳の人妻)が住む都内某所の近所には、年間60万人の集客を誇る超繁盛店のスーパー銭湯があります。

しかし、彼女はそこへ行ったことがないそうです。

彼女は、決して温浴施設が嫌いというわけではないのです。

「何故行かないの?」
と聞くと、
「混雑していて、お湯が汚れていそうだから。」
とのことでした。以前静岡に住んでいた時には近くに大手チェーンのスーパー銭湯があったそうですが、同じ理由で行かなくなったとのこと。

年間60万人と言えば、普通の平日でも1,200人。休日には2,000人~3,000人以上の客数になります。

確かに、それだけの人が次々と入浴すれば、いくら塩素殺菌と濾過循環をしていても、お湯の清潔度を維持するのは大変なことです。

その店は繁盛店なので、経営的には今はそれでもいいのかも知れませんが、一方で卒業していく温浴ファンがいるというのは看過できないことです。

 いつも、「温浴施設を定期的に利用する習慣のある消費者はまだ一部しかいない。もっと多くの人が温浴施設を利用するようになるにはどうすればいいのか?」を考えているのですが、せっかく新たに温浴施設を利用する人が増えても、卒業されてしまっては、元も子もありません。いつまで経っても温浴マーケットは拡大できないではありませんか。

 もう、1日何千人もの人が次々に入る風呂、ゴロゴロと大勢の人が寝そべる大広間。そういった大量集客型のビジネスモデルでは、消費体験を重ねて目の肥えた消費者を満足させることは難しくなってきているのです。

経営的には困ったことですが、「空いていて誰もいないお風呂が好き」という意見があるのも、同じことだと思います。

ある日帰り温泉のホームページでは、「露天風呂付き貸切個室」のページビューがダントツに多いそうです。

箱根天山の設計をした海老沢先生も「望月くん、これからは個のマーケティングだよ。」とおっしゃっていましたが、その通りだと思います。

大衆のためのビジネスであった温浴施設が、いかにして個の欲求に応えるのか。目が肥えて行く消費者をいかにして納得させるのか。

実際に、このテーマへの取り組みとして
・家族風呂の充実
・休憩コーナーの桝席化
・休憩コーナーの分散化
・化粧コーナーのブース化
・化粧品、アメニティのバリエーション充実
・トリートメントサービスの充実
・レストランの1名席、2名席の充実
・レストランの個別空間づくり
・会員への個別対応

などの事例がありますが、こういった発想が温浴ビジネスの転換点になっていくのだと思います。

Yunohanakazokuburo

長湯温泉かじか庵「ゆの花」の貸切露天風呂付き個室
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2009年6月15日 (月)

分かることと、分からないこと。できることと、できないこと。

 原油相場がまた上昇傾向になってきました。ふたたび去年の夏のような価格になったら…と思うとゾッとします。

一方で、いままで表に出てこなかった技術によって、近いうちにエネルギー問題が解決できる、といった情報も聞こえてきています。

何がどのようなタイミングで動くのか、世の中の大きな動きは予測し難いですし、こればかりは分かりません。

分かるのは、自分たちで動かせないことに一喜一憂していても仕方がないということです。

 「時流適応」とは言いますが、世の中がこれだけ激しく動いている時に、変化に追従しようとするだけではとても間に合いません。

今必要なことは、自分たちに分かること、できることを着実に積み上げていくことだけなのではないでしょうか。(と、自分自身にも言い聞かせている面があります。)

「積み上げていく」と書きましたが、経営には一過性のことと、やればやるだけ積み上がっていくことがあります。

その場の思いつきや、目先の成功を追いかけているばかりでは、時代の変化にも、ハードの経年劣化にも抗うことはできません。

ひとつの方向性(戦略・コンセプト)を決めて、その方向に向けた様々な努力を積み重ねていくことは、いずれひとつひとつのことが相乗効果を生み、大きな価値を生み出すのです。

「ひとつひとつ」とは、顧客からの信頼であり、取引先との信頼関係であり、人材の成長であり、組織力であり、ノウハウの蓄積…つまり、すべてソフトです。

それこそが、企業の成長なのだと思います。

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2009年6月12日 (金)

こんな日は

 今日は自転車で仕事に行きました。

順調に仕事を終え、帰りはちょうど夕暮れ時。

道を走りながら

「今年も夏至が近づいて、すっかり日も長くなって…」

などと感傷に浸りつつ帰宅して、いつも情報源にしているサイトをチェックしてみたら、世の中はあっちでもこっちでも、とんでもないことが起きていました。coldsweats02

しかし、世も末だとか悲観していても仕方ありません。

自分は自分にできることをやるだけなのです。

こんな日はとりえず良い音楽でも聴いて、心を洗うにかぎります。


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  〒104-0061東京都中央区銀座3-11-5 第2中山ビル7階
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2009年6月10日 (水)

楽しみ

 弊社では、サッカーの日本代表戦があると仕事を中止してテレビ観戦を行うという伝統的慣習があります。

特に暑い季節は、ピザを注文してビールを飲むという楽しみも増えるのでやめられません。外で飲むより安上がりですし。coldsweats01

吹けば飛ぶような小さな会社ですが、こういう時は自由のありがたさを感じます。

今日は日本vsカタールの一戦。soccerオウンゴールとPKでお互い1点ずつという、今イチ冴えない展開でしたが、いい気分転換になりました。

これで会社にサウナがあれば、もう言うことないんですが。

Pizza20090610_2

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2009年6月 9日 (火)

続・四つ葉のクローバーの法則

 「絶対に見つけられると確信を持って探すから次々と見つけられる。無理かも、と思っていたら見つけられない。成功することを強く思い描いて行動することが大切。」

これが私が四つ葉を初めて発見した体験から導き出した、「四つ葉のクローバーの法則」と名付けた成功法則です。

しかし、「それは、たまたま四つ葉がたくさん生えている場所だったんだよ。」という冷たい批判を浴びて、悔しかったので懲りずに他の場所でも探索を行いました。

最初は稲村ケ崎という場所で見つけたのですが、その後鵠沼そして辻堂と、湘南の海沿いにある公園を次々と探索。

結果は…

やはり、私のルール化は正しかったようです!

どこに行っても、それなりのシロツメクサの群生地であれば必ず四つ葉を見つけられる自信がつきました。

一昨日はついに五つ葉まで発見。
Itutuba200906
もはや名人の領域かも知れません。

「まだ四つ葉を見つけたことがない」という方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度本気で探してみてください。数分も探せば必ず見つかります。

見つけると幸運が訪れると言われていますので、気分がいいです。

何事も、できると信じてやりぬくことが成功の秘訣ですね!

【関連記事】
四つ葉のクローバーの法則 20090530

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2009年6月 8日 (月)

本物の追求

 「これからは本物志向の時代」…よく耳にする言葉です。

間違いなくそうなるだろうと、私も思います。

誰もが一定の経験を積めば、品質の優劣を見分けられるようになります。同じお金と時間を消費して自分の身を委ねるなら、少しでも品質の高い空間やサービスを選ぶようになるでしょう。

温浴業界では、このことをどこまで真剣に考え、取り組んでいるのでしょうか。

お風呂であれば、最適な湯温や水質、安全衛生、塩素臭、効果効能、水深、水流、浴槽の手触り、空間の広がり、照明、換気、気温、音…こだわればキリがありません。

サウナ、水風呂、シャワーも同じです。

また食事やマッサージにも同じことが言えます。

どこまでお客様を満足させるための品質を追求しているのか。この部分を真剣に議論しようとする温浴施設経営者は、私の知る限りまだ少ないようです。

 こだわればキリがないということは、まだまだ品質向上の余地が無限に残されているということでもあります。

売上アップのテクニックやコスト削減も大切なことですが、それは経営の本質ではありません。

業績圧迫要因が多く、苦しい時代ではありますが、お客様を満足させた対価が売上であるという原則は常に忘れてはならないと思っています。

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