廃墟か再生か
昨日、営業不振で閉店した温浴施設を診断してきました。営業不振といっても開業から1年経っていない真新しい施設で、館内はまだキレイなままです。
電気も水道も止まっており、静まり返った真っ暗な館内を懐中電灯を持ちながらひとつひとつチェックしました。
まだ新しいので、お化け屋敷のような不気味さはないのですが、床に何かが転がっていたりするとちょっとビクッとしたりします。
懐中電灯の明かりを頼りに廃業した温浴施設の中を歩くのはこれで二度目です。前回は琵琶湖畔にある大型温浴施設で、三回も店名と業態が変わり、ついに廃業に追い込まれた施設でしたが、現在は見事に再生を果たし、繁盛店に生まれ変わっています。
今回の命題は、「なぜ赤字だったのか。黒字化し、新たな運営会社がつく可能性はあるのか?」ということです。
資産価値のある設備や備品類はほとんど撤去されていましたので、残された痕跡から営業時の状態を正確に把握するのは難しいのですが、それでも問題点がいくつか見つかり、どうやら黒字化は可能ではないか…という感触を得ることができました。
本来10億円もの投下資本が水泡と帰すなどあってはならないことですが、現実にはこのまま廃墟と化すのか、再生して投資回収に向かうのかの大きな岐路に立っています。
これはこれで責任重大なやりがいのある仕事ですが、最近、このような話が増えつつあり、ひとつひとつの案件に対応することに限界を感じてもいます。
株式会社アクトパスはまだ小さな組織ですので、対応できる案件数は限られてしまいます。個別案件対応だけでなく、業界全体の進化に貢献できるような、別のアプローチ方法をつくり出さなければ、という思いが日々強くなっています。
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