温浴とカラオケ
株式会社アクトパスでは毎月末日に会議をしているのですが、その日の夜はたいてい宴会になります。先日はカラオケ好きの友人達も呼んで、カラオケ大会でした。![]()
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参加者全員カラオケ好きなので、誰も遠慮することなく次々と歌の予約が入ります。油断していると自分の順番がなかなか回ってきません。そんな調子で3時間以上も熱唱が続いたのですが、思い切り歌った後というのは実に爽快な気分になります。
カラオケは優れたストレス解消法だとあらためて思いました。
ストレス解消というキーワードが共通するためか、温浴施設でもカラオケコーナーを導入しているケースがかなりあります。
お風呂に入って、
飲んで
歌って…というコースは、日頃のストレスを忘れてリフレッシュするには最適なレジャーなのかも知れません。
ただ、ひとつ問題があります。温浴施設が提供する価値にもいろいろありますが、「ヒーリング」と「エンターテイメント」という2つのコンセプトを同居させるのは非常に難しいのです。
カラオケはエンターテイメントの代表的な要素のひとつですが、大きな音も出ますし、賑やかなので、「静かにゆったりくつろぐ」空間とは相容れません。
カラオケを導入するということは、ヒーリング型の温浴施設ではなく、エンターテイメント型温浴施設であることを選択すること、と言っても過言ではありません。
しかし実際には、カラオケを導入しつつも、癒しも提供したい、と欲張った結果チグハグな内容になってしまうケースが多いように感じています。
カラオケを導入してエンターテイメント型のコンセプトで行くなら、館内全体はいかなる要素で構成されるべきかを追及していくと、今増えつつあるタイプの温浴施設とは全く異なる価値を持った温浴施設も成立するはずです。
温浴業界は過当競争で淘汰の時代と言われますが、その閉塞感を生んでいる原因は、成功事例があると「右へならえ!」で皆同じようなコンセプトやグレードを追及し、同質競争に陥っていることにあるのではないでしょうか。
消費者のニーズはひとつではありません。老若男女あらゆる客層を十把一絡にとらえるのではなく、どういう人がどういう楽しみ方をするのかをイメージしながら、空間づくりや商品、サービス内容を組み立てていくことが大切だと考えています。
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株式会社アクトパス 代表取締役 望月 義尚
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