カテゴリー「海外の温浴事情」の20件の記事

2008年7月29日 (火)

ソウルの回転寿司

 今回の温浴施設開発計画では、和食を中心とした飲食メニューの提供を考えています。

そこで、ソウルの和食の実態調査の一環ということで、L百貨店のレストランフロアにある回転寿司に食事に行きました。

 その店はいつ見てもたくさんのお客さんが入っている繁盛店で、それなりに期待しつつ席に座り、給湯器でお茶を入れて小皿にお醤油とガリをとり…とここまでは良かったのですが。

回っているものを見ると、何かヘンです。

200807281909000 大盛りのエビの天ぷら、ブリのかぶと煮、あやしいFUSION ROLL、チーズケーキ、キムチ…見慣れた握り寿司や軍艦巻きはわずかしか見あたりません。

それでも気をとりなおして、いくつか皿をとって食べはじめました。

が…いつも回転寿司に行くと、店で誰よりも高く皿を積み上げないと気が済まないこの私が、なんと3皿も食べるとペースが落ち、6皿で完全に手が止まってしまいました。

 韓国料理なら、どの店に入っても抜群に美味しいというのに、この寿司は…。wobbly

海老沢先生は、「望月くん、これも食べてみなさい。」とか言って自分がとった皿まで私に押し付けるし。weep

一緒に食事した通訳の金さんは「前に一度ソウルで回転寿司に行って、それきり懲りて行ってなかったのですが…これで二回目です。」とか言いだすし、それを先に言えって。

でも調査ですから、好き嫌いを言ってはいられません。

結局30分ほどで3人で18皿を食べ、65,000W。本日の為替レートは1W=yen0.11円ですので、ゼロをひとつ除くとほぼ日本円の金額になりますが、結構いいお値段です。

 やはりお米も調味料もネタも違うし、日本の寿司と同じようにはいかないのだろうとは思いますが、逆にそれでも繁盛店になれるくらい和食の人気が高いなら、もう少し頑張ればすごいことになるのでは、とも思ったり…。

ソウルは来る度にいろいろと勉強になることばかりです。

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  株式会社アクトパス 代表取締役 望月 義尚
  〒104-0061東京都中央区銀座3-11-5 第2中山ビル7階
  TEL:03-3524-2681 FAX:03-3547-6126
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2008年7月28日 (月)

グローバルスタンダード

 ソウルで泊まっているホテルの部屋には、親切に日本の電気製品に対応したコンセントが備え付けられています。

Consent パソコン仕事があるので、ありがたくコンセントを使わせてもらおうと思ったところ、何故か通電していないし、コンセントのカバーもネジがはずれてグラグラになっています。

バッテリーだけでは長時間の仕事ができないので、フロントに修理をお願いしたところ、10分くらいで営繕担当と思われるお兄さんが颯爽と二人でやってきて、電動工具を使い、あっという間に作業完了。

「カムサハムニダ!」とお礼を言って、引き返す二人を見送り、さてそれでは仕事を…と思ったら、やっぱりまだ通電してない。weep

やれやれ、と思ってもう一度フロントに電話してまた来てもらい、今度こそ修理は無事に終了。お兄さんたちは「OK!happy01と言ってニッコリと帰って行きました。

どうして最初に修理をした時に通電確認をしないんだろう、と思うのですが、このやりとりで、幼少の頃インドネシアで暮らしていた時の記憶が甦ってきました。

人というのは基本的にいい加減なもので、約束は守られない、期待する品質は得られないのが普通だった、という感覚です。

 グローバルスタンダードなんて言葉がありますが、日本人の生真面目さ、勤勉さというのは世界的に見ると異常なほど高水準で、世界の普通はもっとのんびりゆるゆるなのでした。

 今回温浴施設の計画をしていてもそれは感じるところで、設備も運営も日本の品質水準というのは非常に高いのです。衛生管理ひとつとっても、まったく基準が異なります。

 世界の温浴文化には学ばなければならないこともたくさんありますが、それらも吸収しながら、より高品質に仕上げて世界に還元するのも、日本人の役割のひとつなのかも知れません。

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2008年7月20日 (日)

まだまだ青いのぅ、オレ…

200807181933000_2  木曜日から土曜日までソウルに出張していました。

進行中のソウル市内某高層ビル温浴施設開発計画のプロジェクト会議だったのですが、今回は一般消費者を対象に実施したアンケート調査結果の検討会。

この調査によって、韓国の消費者心理や温浴施設の利用実態をつかむことができ、大変有意義なものでした。

すでに韓国の温浴施設はかなり視察していますので、だいたい利用実態は理解しているつもりなのですが、明確な数字で把握し、統計的な分析を加えると一層理解が深まります。

 今回の調査データから、韓国では「温浴施設には家族と行く」と回答した人が非常に多いということが判明。

 この点についてクライアントから

「子供客への対応はどうするのか。キッズコーナー等が必要ではないのか?」

という質問がありました。

 私が、

「子供客対応を強化してファミリーの集客を図るか、大人のための温浴施設に徹することで高級感のある癒しの施設とするか、というふたつの考え方があり、ターゲット戦略によって…」

と答えようと考えていたところ、先に設計の海老沢先生が、

「温泉は大人のお風呂の入り方を子供が学ぶところ、公共の場での振る舞いを教えるところなので、とりたてて子供のための場所をつくる必要はないんです。」

と答えました。

 これを聞いて、ハッと気づきました。

言われてみれば、ウチの娘(もうすぐ4歳)を外食に連れていくと、普通の飲食店では大人しく食事するのに、ファミリーレストランに行くと落ち着かずに席を立ったり、走り回ったりして手を焼かせるのです。

入口にガチャガチャがあったり、子供のためのおもちゃや絵本が置いてあったり、売店コーナーにお菓子や文具玩具が売られていることで、どうしても「遊びモードsmileのスイッチが入ってしまうのでしょう。

「子供が叫び、走り回る店」になってしまうと、いくら店のグレードを高めようとしても限界があります。

 大人向けのサービス、子供向けのサービス、と分けて考えるのではなくて、親と子がコミュニケーションをとる場と考えれば、キッズ専用のコーナーはいらなくなるのですね。(これはディズニーの“ファミリー・エンターテイメント”にも通じる考え方です。)

まだまだ青いのぅ、オレ…またひとつ、勉強になりました!

【関連記事】
ファミリー・エンターテイメント 20070611

日本の温浴文化を世界に! 20070216

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2008年5月11日 (日)

韓国スパ・サウナ・アクア施設及び関連産業展示会2008

Dscf1471 韓国出張最終日に空き時間ができ、ちょうど大韓スパ協会主催の展示会“KOREA Spa, Sauna & Aqua Facility Expo 2008”をやっているというので視察してきました。

“Expo”という単語から勝手に膨らませていたイメージよりも、展示会の規模は小さいものでした。

ホテル・レストランやフィットネスといった周辺業界との合同開催ではなくて、温浴業界単独にした場合、日本同様に大規模展示会はまだ難しいのでしょう。

ここでも、「展示会の規模や内容は業界の発展度をそのまま反映している」ということを感じました。

 

1軒の温浴施設を開発し、運営していくには何百社という取引先が関係してきます。

温浴施設経営者一人がいくら高いレベルを目指しても、結局は展示会に出展しているような企業群が提供する商品やサービスを利用することになるので、その質が上がらなければ、温浴事業のレベルはなかなか上げられないのです。

逆に出展企業としては、求められてもいない商品やサービスを展示しても何の効果もありませんから、やはり業界が求める水準のものを提供していくしかないのです。

そういう意味で温浴事業者とその取引先は車の両輪のようなもので、お互いに切磋琢磨しながらだんだん業界が進化していくということなのでしょう。

Dscf1461 Dscf1462 Dscf1468

 今回の展示会の出展企業にはICロッカーキーや木製家具など、弊社の取引先も何社かあったので、挨拶して回りました。

今までは貿易ということで日本市場への進出意欲や実績のある会社とだけお付き合いしてきましたが、今回のプロジェクトは韓国内での温浴施設開発ですので、あらゆる分野で韓国内の取引先企業との緊密なやりとりが必要になってきます。

タイミング良く韓国内の温浴関連企業が集う展示会が視察できて、幸運でした。

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2008年2月16日 (土)

日本の温浴文化を世界に!

 本日もソウル温浴施設視察調査の続き。

Dscf0897  まずはIMPERIAL PALACE HOTELの会員制サウナ&フィットネスへ。

ここは入会金4500万W(日本円にして約520万円)、年会費230万W、利用料25000Wという超高級スパ。会員制なのでコネを使って入らせてもらいましたが、日本の感覚でも十分納得できる品質のお風呂とサウナでした。

Dscf0930  次に韓国で最多の施設数を誇るチェーン、SPAREXへ。入館料6,000W。最近日本によくできているチムジルバン型のスーパー銭湯に非常によく似ています。

内容と料金設定のバランスを考えれば、繁盛しているのもうなづけます。

 そして最後に今回の施設の計画地へ。まだ工事中ですが、高層ビルの模型や同じビルにできる分譲マンションのモデルルームを拝見。

ビルのデザインは六本木ヒルズも手掛けたJon Jerde。地方の仕事が多い私には珍しく、今回は大都会のプロジェクトなのです。

完成は2011年予定。実際に開業するまでには、まだいくつものハードルを越えて行かねばならず、先の長い話ですが、日本の温浴文化を世界に!という夢の第一歩になったら嬉しいですねぇ。catface
Dscf0933 Dscf0943
  (ゴジラと東京タワー、ではありません。)

 今回のソウル出張は3日間天候に恵まれましたが、朝晩の冷え込みはやはり相当なものでした。最終便で羽田に戻ると、かなり気温が暖かく感じました。

 

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2008年2月15日 (金)

目まぐるしい一日

6:00 起床。ホテルで朝食バイキングをつい食べ過ぎ。

8:00 昨日の暗中模索会議の続き。五里霧中とも言う。

10:00 移動してTHE SHIILAのGuerlain SPAへ。ボディトリートメント60分150,000W~。有名ブランドの高級スパだけあって、かなりの極上体験でした。

12:30 近くの韓国料理レストランで昼食。マンドゥチャンゴル(餃子入り鍋のようなもの)を食べ過ぎ。

13:30 移動して龍山区漢南洞のSPA DAYにてフェイシャル60分を受ける。70,000W。顔がツヤツヤに。ここの経営者はなかなかやり手の女性社長で、いろいろ話をしてくれました。

16:30 移動してUTOPIA SPAへ。ここはソウル3大温浴施設といわれる大型施設のひとつ。入館料6,000Wで着替え付き。

平日昼間だというのに、信じられないほどの在館人数。海老沢先生が「これはまるで往年の船橋ヘルスセンターのようだ…」と驚嘆の声。

延床面積とロッカー数がほぼ1:1、つまり1人当たり1坪で設計されている。繁忙期には一体どんなことになるのか、想像するのが難しい。
Dscf0882
受付。1600人のロッカーキーを収納するタワー型キーボックス。

Dscf0885
日本でもよく見るカラオケ大会。参加者多数。

18:30 近くの焼き肉店にて焼肉。またもや食べ過ぎ。

21:30 ホテルへ戻ってメールチェックをしていると、Skypeで無料国際電話をかけたがる親から電話がかかってくる。平岩氏とツインルームなのでPCのスピーカーから会話丸聞こえ…(恥)

 さて、眠くなる前に調査の結果をまとめておくとしますか。

 

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2008年2月14日 (木)

一年ぶりのソウル

Dscf0873  ほぼ1年ぶりのソウル出張です。

かなり寒いというウワサだったので厚着してきたのですが、日本は寒波でしたし、こちらは晴天で日差しが暖かく、あまり大きな差は感じませんでした。

それに羽田空港からの出発で金浦空港まで約2時間のフライトですから、感覚的には国内出張とあまり変わりません。

 着いたら昼食もそこそこに出席者20人の大設計会議。ただでさえ海外での温泉施設開発という難しいテーマな上に、高層ビル内での計画、言葉の壁、法律の違い、技術の違い、生活文化の違い…難易度が高すぎて笑うしかないような暗中模索の状況ですが、さすがは海老沢先生、夕方会議が終わる頃にはだいぶ問題点がクリアになってきました。

夜はソウル市内の大型温浴施設の調査。過去に一度来たことがある施設だったのですが、まだ開業2年目になのに前回と比べてあまり成長を感じるところがなく、ちょっと残念。
Dscf0876
(脱衣室でなぜか必ず売っているゆで卵と燻製卵。)

 朝あわてて出てきたので、いくつか忘れ物をしました。(1)デジカメからファイルを取り出すケーブル、(2)韓国のコンセント用の変換プラグ、(3)前回使い残して持っていたWon紙幣。なくてもそれほど困ることはありませんが。

 

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2007年2月 2日 (金)

韓国の温浴施設視察レポート20070202

賀琳内蒙古麦飯石 HARIM'S MONGOLIAN MCVANSUK(ソウル市鐘路區附岩洞)

・入館料:5,000W通貨換算で約660円)、館内着1,000W
・24時間営業
・TEL:02(396)8080

 韓国サウナ協会長も務める南会長が経営する温浴施設。収容人数768人と中型。日本人利用者が多くなったため、浴室ゾーンを増設したとのこと。

メインはプルガマで、約70坪の部屋に2基のプルガマが設置され、釜で高温に熱せられた麦飯石プルガマが1時間毎に交互に登場する。休息室やレストランも広く、のんびりと長時間過ごすことができる。
Dscf1223s Dscf1226s Dscf1230s

NOK JU麦飯石(ソウル市新大方駅)

・入館料:8,000W通貨換算で約1060円)、館内着レンタル2,000W(白いウエアなら持ち込みも可)
・24時間営業
・TEL:02(856)2060

 本格的な治療効果を謳うプルガマを導入しており、中型の温浴施設としてはやや高めの料金設定となっている。

狭い駐車場で施設もサービスもそっけないが、平日にもかかわらずかなりの客数で、館内客は一心不乱にプルガマの遠赤外線を浴びるか、じっと休憩中。レジャー目的で来ている人はおらず、ほとんどが治療や健康回復が目的のようだ。

 プルガマは3基設置されており、熱した麦飯石が交互に出てくる。うち1箇所は囲いがしてあり、1時間おきに男性専用・女性専用になってここだけは裸になれるゾーンとなっている。
Dscf1237s Dscf1241s Dscf1242s

…ということで今日はプルガマ施設を二箇所回って汗をかいてきました。プルガマの強烈な遠赤外線を浴びても特に身体に変調はなく、ひと安心でした(病気や不調箇所があるとチクチク痛んだり、部分的に赤くなったりするそうです)。

 

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プルガマとは

 韓国温浴事情を書くにあたり、「プルガマ」について説明しておく必要がありそうです。

プルガマ(火釜)というのは、韓国に普及しているサウナの一種です。

原理を簡単に説明しますと、トロッコの上に3m×1m×1mくらいの立方体に薬石(主流は麦飯石)を積み上げ、これを釜に移動させて700度℃~800度℃くらいまで加熱します。灼熱状態になった薬石を部屋に戻してそこから発する遠赤外線を浴びるというものです。(移動式ではなく固定式のものもあります。)

釜から出てきたばかりの灼熱状態の時は、5mくらい離れていても充分に熱く感じ、汗が出てきます。お客さんは思い思いのポーズで特に身体の調子が悪いところを温めます。

 この設備の良いところは、自分と灼熱した薬石との距離を調節することで、自分が望むレベルの温熱効果が得られるということです。通常のお風呂やサウナでは、「入るか出るか」しかないわけですが、遠巻きに寝転んでのんびり休むような利用方法から、患部を近づけて思い切り温めることまで自由にできます。

遠赤外線は身体の表面だけを温めるのではなく、身体の深部まで浸透して温めますので、高い温熱効果が得られるのです。

また空気そのものを暖めているわけではないので、熱くても呼吸は楽にでき、息苦しかったりすることもありません。

 医学の世界でも温熱療法という治療法がありますが、それを民間で気軽に行えるようにしたもの、と考えても良いでしょう。

実際に韓国では末期癌などの難病の人や長患いの人がプルガマに通い、すっかり元気になった事例も多く報告されており、プルガマは単なる癒し以上の効果が得られる温浴施設として認知されているようです。

 発汗も相当な量がありますし、今回一緒に体験した人の中には「調子の悪いところだけにピリピリと刺すような刺激がある」「以前病気をしたところだけが赤くなった」などの変化があり、「これは効く!」と体感したようです。

 日本でも類似の設備がすでに何箇所か導入されていますが、アクトパスでは本場韓国のノウハウを導入し、(あまり大きな声では言えませんが)治療効果まで期待できるレベルの設備として広めていきたいと考えています。

 

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韓国の温浴施設視察レポート20070201

玉山家 玉プルガマ(ソウル市)

・入館料:10,000W(通貨換算で約1330円)、館内着:2,000W
・24時間営業
・TEL:02(3463)1448

 ソウル市内のプルガマ専門店。ここの経営者は宝飾品でもある玉(タマではなく、ギョクと読みます。翡翠も玉の一種です。)を産出する山を所有していて、玉石をテーマにした特色のある施設。

多くの建物が高層化されているソウルには珍しく木造二階建ての単独施設で、館内もウッディな雰囲気。

玉石をふんだんに使った固定式のプルガマは圧巻。
Dscf1159s Dscf1158s Dscf1169s

 

Toona宝石サウナ(富川市SONG NE駅)

・入館料:5,000W(通貨換算で約660円)20:00以降は深夜料金で2,000Wアップ、館内着1,500W
・24時間営業
・TEL:032(321)0866

 ソウルから30分ほど離れた富川市にある大型施設。ビルインタイプで入口はこじんまりとしているが、中は巨大で収容人数約1,200人。

浴場にはサウナが4種、他にもチムジルバン、フィットネスなど多彩な部門構成。

フィットネスジムとゲームコーナーが一緒になっているのは珍しい。
Dscf1173s Dscf1185s Dscf1187s

 

SPAREX(富川市PU PYUNG駅)

・入館料:5,000W通貨換算で約660円)、館内着1,500W
・24時間営業
・TEL:032(508)0888

 18店舗を展開(現在さらに2店舗建設中)する韓国最大のスパチェーンSPAREX。

施設プランニング(企画やゾーニング、デザインセンス等)は明らかに他の施設よりもハイレベル。清潔感もあり、さすがNO.1企業は違うと感心させられる。

1日2,000人~3,000人は集客しているとのこと。視察時も在館人数は多かった。
Dscf1189s
Dscf1195s Dscf1198s

 

DRAGONHILL SPA&SPORTS(ソウル市龍山駅)

・24時間営業
・TEL:02(792)0001

 ソウルの秋葉原といわれる龍山に新しくできた大型施設。収容人数約2,000人。

一部未完成のゾーンが残っているがすでに営業している。

床壁天井を含め何から何まで塩で作られた岩塩サウナには驚いた。中国、東南アジア、エジプトなど多国籍のイメージが取り入れられており、楽しい。
Dscf1221s Dscf1205s Dscf1203s

今日は4件の視察でしたが、すべてしっかり入浴して汗もかいて出てくるので、ヘトヘトになりました。

 今回は韓国の温浴設備専門の方も一緒だったので、「韓国の温浴施設では塩素臭がしないが、お湯の衛生管理はどのようにやっているのか」と聞いたところ、「砂ろ過+オゾン殺菌のところが多い」との回答でした。日本は塩素投入が必須ですが、このへんの基準も日本とは違うのですね…。

 

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2007年2月 1日 (木)

韓国の温浴事情

 いま韓国に来ています。

キムチやニンニクを食べまくっていますので、朝起きると自分がニンニク臭いことに気づきます。しかしここでは皆さんニンニクをたくさん食べているので、ガーリックハラスメントにはなりません。みんなで食べれば怖くないって状態ですね。Dscf1170

それよりも韓国料理がおいしくて、朝から晩まで毎食腹十二分目まで食べていることが問題です。このままではカプサイシン効果どころかウエイト増は間違いなしという感じです。

 

 ところで韓国の温浴といえば汗蒸幕やオンドルがよく知られていますが、他にもチムジルバンやプルガマなどの独特の温浴設備があります。

浴槽や洗い場などのウェットゾーンについては日本の温浴文化や技術に一日の長がありそうですが、韓国のサウナのバリエーションやその利用方法に関しては素晴らしい数々の工夫があり、毎回来るたびに大変勉強になります。

現地の温浴事情に詳しい人の話では、韓国には約4万件の温浴施設があるそうです。日本は銭湯から健康ランドまで合わせて約2.6万件。人口は倍以上日本が多いので、韓国は日本の約4倍の密度で温浴施設が成立していることになります。

1件あたりの平均客数や売上がどのくらい違うかは不明ですが、単純に考えると韓国人は日本人の約4倍温浴施設を利用している、ということになります。家計消費に占める割合という意味ではもっと多いのかも知れません。

それぞれのお国柄といえばそれまでですが、いろいろな共通点もあるお隣の国だけに、日本の温浴市場もまだまだ発達する可能性がある、と考えることもできそうです。

 

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2006年12月 9日 (土)

九華山庄には度肝を抜かれた

 北京市中心部から車で1時間余りのところにある九華山庄(JIUHUA RESORT & CONVENTION)の温泉行宮というところを見てきました。

最初は横の入口から入ったため、全体のスケールがわからなかったのですが、歩くうちに露天風呂ゾーンが異常に大きいことにびっくりしました。浴槽だけで70箇所、サウナも10箇所以上あり、他にもプールや池があって、いったいどれだけの水量を使っているのか、よくわかりません。

露天風呂だけでこれだけのスケールと種類がある施設は日本には存在しておらず、度肝を抜かれました。Jhpmt

利用者数にあわせて最大経営効率を追求する視点などはまったく関係ないようで、日帰り客用のロッカー数などはわずかしなかいのに、とにかく広い。そしてスタッフがやたらと多い。大陸のスケールというものでしょうか。

北京市中心街の温浴施設はそれなりに数がありましたが、どこも健康ランドと男性サウナの中間のような業態で、内装は豪華なものの設備の品質や衛生管理、サービス面はまだまだ…という印象を持っていたのですが、九華山庄のようなスケールの開発をいきなりやってのけてしまうのですから、あなどれません。

 経済発展や健康志向の高まりといった背景は揃ってきているわけですから、中国の温浴マーケットはこれから急速に発展していくに違いない、と感じています。

Dscf0732 Dscf0743 Dscf0747

 

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2006年12月 6日 (水)

温浴マーケットの南北格差

 いま北京に来ています。以前上海に行った時、想像以上に温浴マーケットが発達していたことに驚きましたが、北京はどうなのでしょうか。

 世界的に見て、「寒いところの方が温浴マーケットは発達しやすい」という法則は存在しているようです。フィンランドをはじめとする北欧圏はもちろんのこと、韓国などでも温浴文化が非常に発達しています。一方暖かい地域ではバリやタイ、ハワイなどに見られるようにトリートメントサービスは発達しているものの、身体を温めるという分野に関してはそれほど進化していないようです。

 日本でも北海道と沖縄ではずいぶん温浴事情が異なります。北海道と沖縄の温浴施設数(銭湯、サウナ、ヘルスセンター、その他公衆浴場の合計)を見ると、北海道1,636施設に対して沖縄は145施設。人口を施設数で割ると、北海道は3,439人に1件、沖縄は9,386人に1件。

単純計算ですが、1件の施設が成立するための売上高を同一と仮定すると、北海道の人は沖縄と比べて1人あたり3倍近い消費をしていることになります。

岩盤浴でもこの傾向は顕著に現れていて、北海道の岩盤浴施設は人口に対する施設数で見ると全国平均の4~5倍も出店しています。やはり寒い地域では「お風呂やサウナで温まりたい」という欲求が高まる、と言えそうです。

 インターネットで少し調べた感触では、北京のいわゆる健康ランド等の日本の温浴施設に近い施設に関する情報は上海に比べて少ないようです。上海の方が経済発展が先行したため、温浴マーケットも早く発達したということなのでしょうか?もしそうだとしても気候的には北京の方が寒いので、いずれは逆転するのかも知れません。

今回は視察が主目的ではないので、前回のドイツ旅行ほどには北京温浴情報をお届けできそうにありませんが、また気がついたことがありましたらご報告します。

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2006年10月14日 (土)

これってクアハウス!?

 クアハウスという言葉は、ドイツ語のKur(保養)とHaus(家・館)を組み合わせた名称で、健康増進を目的とした温泉保養施設のことだとばかり思っていました。

Wiesbadenで滞在したホテルの近くを散歩している時に「KURHAUS」という看板を見つけたので、「おや、こんなところにも温浴施設が?」と思いながら敷地内に入っていくと、どうも様子が違います。
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よく見るとこのKURHAUSは温泉保養施設などではなく、温泉地にある娯楽施設(メインの機能はカジノ)だったのです。

あれっ?おかしいな…と思って後でネットで検索してみると、JTBのサイトではBADEN-BADENのクアハウスについて「コンサートや舞踏会の会場・レストラン・クラブ・カフェテラスなどがあり社交の中心地。」といった説明がされています。

どうやらドイツでKURHAUSと言うと、温泉リゾートにある娯楽・社交の一大商業集積のことを指していて、日本で使われているクアハウスの意味とはだいぶ異なるようです。

 今、同じようなことがスパ(Spa)という言葉でも起きています。ひとことにSpaと言っても人によってさまざまな解釈があり、相手がどういう意味で使っているのか、よく聞かないとコミュニケーションギャップを生じる可能性があります。(実際なかなか議論が噛みあわなくておかしいな、と思ったらスパの解釈が違っていた、ということが以前ありました。)

言葉って難しいですね…。

 

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2006年9月30日 (土)

ドイツ視察最終日

9月30日(土) ヴィースバーデン→フランクフルト→ロンドン

 視察最終日。展示会を見て、数多くの温浴施設を視察し、ドイツの温浴文化に関して随分理解が進みました。日本との違いがいろいろあり、謎もあり、学ぶべきところもあり。

ドイツに限らず海外のビジネスは、社会背景や歴史、文化、生活習慣等が分からなければ、表面的に見ただけでは理解できないこともあります。うわべだけみて真似をするのではなく、本質を理解した上でそれを日本でどのように表現・実践していくのかが大切なのだと思います。

■Kaiser-Friedrich-Therme 入館料:17,50Euroより/館内利用内容により後精算

 1913年開館と1世紀近い歴史を持つ。バーデン・バーデンにあるフリードリッヒ浴場と同じ名前で古典的なデザインも共通なので、同じような業態なのかと思いましたが、順路については表示があるだけで強制していないプール&サウナ業態でした。

サウナの脇にシャワーがあるのですが、なんと氷が混じった水が出てくるシャワーがありました。また水風呂の他に中央のプールの水温も低く、冷やすことを重視した施設です。37度~38度くらいの温泉プールも人気でしたが、塩分を少し感じる以外は成分を除去しているようでした(施設近くの源泉はすごい泉質なのですが…)。

ここでは「アイリッシュ・ローマ式水浴法」といって温泉に入ることやサウナでの発汗することよりも、「暖めた身体を温風、水、氷、蒸気などをつかってヴァリエーション豊かに冷やす」古代ローマ人が好んだ温冷交互浴に主眼を置いているとのことでした。

ここのアウフグースの担当は入れ墨のお兄さんで、かなりパワフルでした。視察旅行の締めで思い切り汗をかかせていただきました。

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※同行の弊社取締役設計部長中村さん(アクア・プランニング代表)のブログにも、私とは違った視点でレポートされておりますので、あわせてご覧ください。

 

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2006年9月29日 (金)

日独の違い

9月29日(金) ヴィースバーデン→バード・クロイツナッハ往復

 ドイツの温泉保養地では街の随所に飲泉所があります。源泉は鉄分、塩分、炭酸、硫黄分などのさまざまな成分が含まれていて、日本なら温泉マニア垂涎の泉質なのですが、何故か温浴施設では源泉の泉質をそのまま提供しようという考え方をしないようです。

ドイツの温浴施設はいわゆるお風呂の浴槽がなく、温泉プール+サウナですので、扱いにくい温泉成分は除去してしまっているのでしょうか。日本人からするとかなりもったいないことなのですが…。

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■BADERHAUS 入館料:19,00Euroより/館内利用内容により後精算
 今回視察した施設の中で、個人的には最も気に入った施設。建物外観と入口が古いので、フリードリッヒ浴場のような歴史を感じさせる施設なのかな?と思ったら、中は清潔感のあるモダンな内装と高品質な温浴設備が揃った新しい施設でした。客層も大人という感じで品の良い雰囲気が漂っていました。ロッカー数は355人分(男女共用)ありましたが、施設の規模と比べたら日本の温浴施設よりもかなりゆとりがあります。
ここのサウナはKLAFS社のものが使われていましたが、温度と湿度のバランス、換気、内装、室内演出どれをとっても非常にレベルが高く、日本のサウナとの差を考えさせられました。

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■Thermalbad Aukammtal 8,50Euroより/館内利用内容により後精算
 ガラスを多用した直線的でシャープな建築デザインの大型施設。サウナゾーンでは美人スタッフがアウフグース(フィンランド語で言うロウリュ/サウナストーブにアロマ水をかけて水蒸気を発生させ発汗を促進させる)を担当していて、熱くて苦しかったのですがつい最後まで頑張ってしまいました。

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2006年9月28日 (木)

BAD HOMBURG視察

9月28日(木) ヴィースバーデン→バード・ホンブルグ(フランクフルト郊外)往復

 朝早く目が覚めてしまったので、ホテル周辺を散策。樹齢を重ねた街路樹や中世の建築など、自然と古きよきものを残した美しい町並みを歩きながら、日本のまちづくりについて考えさせられました。「何をどうつくるか」という発想がそもそも間違っていて、「大切なものをどう残すか」という謙虚なスタンスに立たない限り、日本の良さはどんどん失われてしまうのではないかという気がします。

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■Kur-Royal 入館料:25,00Euro/2時間より
 緑豊かな温泉公園の中にある、グレードの高いDay Spa。館内は水着着用ですべて男女共用になっています。通貨換算で2時間3,500円相当だから、日本のサウナや健康ランドよりも高めの料金設定。ロッカーは74人分(男女共用)しかなく、館内は思い切り贅沢につくられ、各種サウナやリラックスルームに面白いアイテムがいろいろあります。ドイツ人の創意工夫に感心させられました。

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■Taunus Therme 入館料:12,50Euro/2時間より
 上記のKur-Royalから徒歩で行ける距離にある大型施設。どこの国だかわからないあやしい東洋趣味のデザインに「いや、そうじゃないんですが!」と言いたくなりますが、西洋から見た東洋というのは分かりやすくするとこういうデザインになるのでしょう。かなりの大型施設ですが集客力は高く、平日昼間にも関わらず老若男女がたくさん利用していました。施設を見ているだけではどうも分からないことがたくさんあり、ドイツ人に一度じっくりと聞いてみないといけませんね。

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2006年9月27日 (水)

INTERBAD 2006

9月27日(水) バーデン・バーデン→デュッセルドルフ→ヴィースバーデン

 世界的な温浴・プール設備展示会「INTERBAD 2006」。そのスケールは日本で毎年開催されている国際ホテルレストランショーにおける温浴コーナー「AQUA & SPA」のおよそ10倍くらいの感覚でしょうか。全ブースを見るとかなりの距離を歩くことになります。とはいえ、1日あればひと通り見ることができますので、展示会としては丁度良いくらいの規模なのかも知れません。

まだ日本では見られない設備や商材もありましたし、展示方法も大変勉強になり、来て良かったと思いました。

出店企業も国際色豊かで、商談をしていると「ではイタリアの本社に戻りましたらあらためて連絡します。」とか「生産はセブ島でしていますので、日本だったら現地から直送します。」といった具合で、さすがに世界的な展示会はスケールが違うなぁ、と感心してしまいます。もしここでJapanese styleの温浴施設を提案したらどんな反応があるのだろうか…と、ひとりで興奮していたら、同行者から「本気なんですか?」と冷静な言葉が返ってきました。いいんです。物事はまず夢を描くことからはじまるのですから。

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バーデン・バーデン

 ヨーロッパを代表する温泉といえばバーデン・バーデン。温泉地として世界一有名かも知れません。日本の温浴施設にも、実はこのバーデンバーデンにあるフリードリッヒ浴場やカラカラ浴場をモデルにしたものがたくさんあります。

両施設を見ると、まだ日本にない面白い仕組みや設備などもあるのですが、現在の日本の温浴施設の中には遜色ないレベルに達しているものもあり、ハードとしては日本もかなり追いつきつつあると言えるのではないでしょうか。

バーデン・バーデンの素晴らしさは、フリードリッヒ浴場やカラカラ浴場といった温浴施設単独にあるのではなくて、街全体の魅力にあると思います。それは自然と歴史と文化が作り出しているものであり、簡単には言い表せませんが、温泉保養を軸にしたまちづくりを考える上ではバーデン・バーデンは非常に参考になると思います。
バーデンバーデンの公式サイト→ http://www.baden-baden.de/jp/

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■フリードリッヒ浴場(Fridrichsbad) 入館料:21Euro

建物は16の部屋に分かれ、各室に温度の違う浴槽やサウナなどがあり、これを順番に約2時間かけて回ります。順路の前半は厳格にワンウェイコントロールされていますが、後半は比較的自由に動き回ることができます。
フリードリッヒ浴場は1877年につくられたものですが、きちんと手入れされており、直すところは直していますので、古くても清潔感があります。130年後に世の中がどうなっているかは別にして、今の日本の温浴施設に130年経っても残っているところがあるかどうか…考えさせられます。

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■カラカラ浴場(Caracalla Therme) 入館料:12Euro
こちらは1985年につくられた新しい施設で、7つのプールのある水着ゾーンと、8つのサウナのサウナゾーンに分かれています。サウナの種類の多さと男女混浴には驚きますが、設備的には日本で知られているものも多くありました。
ただし、形は似ていてもひとつひとつの設備や備品の品質という点では、まだまだ勉強すべきところがたくさんあるように感じました。
品質の高さはドイツ人の職人気質に拠るところも大きいと思いますが、日本人にはまた別の品質の追求の仕方がありますので、いずれは日本車とドイツ車の違いと同様に、温浴施設でも世界に通用する日本流が確立していくと思っています。

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2006年9月24日 (日)

ソウルの温浴施設視察

 フランクフルトに向かう便のtransitで、韓国に一泊することになりました。ホテルに着くとソウルの取引先企業の方が来てくれて温浴施設を案内してくれるという話になり、車で郊外にある温浴施設に行ってきました。

目的の温浴施設は店舗+温浴施設+ゴルフ練習場の複合商業ビルで、2F~4FがBONGIL Spa Landという日本の健康ランドに近い業態でした。入館料は昼間大人が5,000W、夜で7,000W。現在ソウルでは一般的なランチ予算が4,000Wくらいということなので、日本の感覚だと食事より少し高いくらいの入館料ということでしょうか。

日本の温浴施設と比較して印象的だった点を挙げますと、

  • 下足番号割り当て方式のICロッカーはなかなか使い勝手が良い。
  • 脱衣室内に売店があり、品揃えが充実している。化粧品類、下着、ドリンク、燻製卵など)脱衣室の管理を兼ねた販売スタッフが常駐。
  • 浴室内にスタンディングのシャワーブースが圧倒的に多い。中国の温浴施設にも同様の傾向がありますが、多数の入浴客が入る場合、シャワーの方がスペース効率が良い。
  • 3Fのチムジルバンはとにかく圧倒的なスケール。巨大なオンドルゾーンを中心に、汗蒸幕や低温サウナ(日本で言うところの岩盤浴)などの温浴設備とレストランやゲームコーナーなどの付帯施設までが融合したゾーン。いわゆる通路というものがなく、どこにでも座ったり横になれる。健康、憩い、レジャー要素がミックスされているが違和感はない。
  • 勝手に「焚き火サウナ」と名づけてしまいましたが、炎に薪をくべて暖をとる炉がずらりと並んだ部屋はかなり面白いものでした。炎を見るというのは癒されるものですが、それに遠赤外線効果も加わって特に女性に人気があるようです。もし日本でやろうとすると消防法のクリアが難しそうですが、暖炉の技術をうまく使えばできないこともないのではないかと思 います。

…といった感じで、とても良い体験ができました。さすがはドイツと並んで温浴先進国の韓国。日本の温浴施設にも取り入れられる要素がたくさんありそうです。逆に日本の方が進んでいる面もあり、仮に日本式の温浴施設が韓国に進出してもそれなりに勝負になりそうだとも感じました。

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■BONGIL Spa Land(ボンイル スパランド)施設概要 TEL:874-4900
【2F】(男性フロア)
・入館料:昼 大人5,000W 子供3,000W/夜 大人7,000W 子供4,000W/館内着1,000W
・フロント:レジ2台、入館料のみ支払い、館内現金精算)
・床屋:椅子 4台
・男子浴場(脱衣ロッカー数 994(男性)/洗い場カラン数 45/シャワーブース 25/サウナ 3種(黄土、玉石、スチーム)/オンドル 1種/浴槽 6種)
・フィットネスルーム(無料)

【3F】(男女混合フロア)
・ゲームコーナー
・キッズコーナー
・マッサージコーナー
・インターネットコーナー
・DVDシアター
・レストラン
・売店
・外気浴コーナー
・チムジルバン(大オンドル室/汗蒸幕 2種/岩盤浴 4種(焚き火、酸素,セラミック、岩塩)/クールルーム 1種、仮眠室)

【4F】(女性フロア)
・プール(男女)
・スタジオ
・女子浴場

 

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