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ドイツ視察最終日

9月30日(土) ヴィースバーデン→フランクフルト→ロンドン

 視察最終日。展示会を見て、数多くの温浴施設を視察し、ドイツの温浴文化に関して随分理解が進みました。日本との違いがいろいろあり、謎もあり、学ぶべきところもあり。

ドイツに限らず海外のビジネスは、社会背景や歴史、文化、生活習慣等が分からなければ、表面的に見ただけでは理解できないこともあります。うわべだけみて真似をするのではなく、本質を理解した上でそれを日本でどのように表現・実践していくのかが大切なのだと思います。

■Kaiser-Friedrich-Therme 入館料:17,50Euroより/館内利用内容により後精算

 1913年開館と1世紀近い歴史を持つ。バーデン・バーデンにあるフリードリッヒ浴場と同じ名前で古典的なデザインも共通なので、同じような業態なのかと思いましたが、順路については表示があるだけで強制していないプール&サウナ業態でした。

サウナの脇にシャワーがあるのですが、なんと氷が混じった水が出てくるシャワーがありました。また水風呂の他に中央のプールの水温も低く、冷やすことを重視した施設です。37度~38度くらいの温泉プールも人気でしたが、塩分を少し感じる以外は成分を除去しているようでした(施設近くの源泉はすごい泉質なのですが…)。

ここでは「アイリッシュ・ローマ式水浴法」といって温泉に入ることやサウナでの発汗することよりも、「暖めた身体を温風、水、氷、蒸気などをつかってヴァリエーション豊かに冷やす」古代ローマ人が好んだ温冷交互浴に主眼を置いているとのことでした。

ここのアウフグースの担当は入れ墨のお兄さんで、かなりパワフルでした。視察旅行の締めで思い切り汗をかかせていただきました。

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※同行の弊社取締役設計部長中村さん(アクア・プランニング代表)のブログにも、私とは違った視点でレポートされておりますので、あわせてご覧ください。

 

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