日独の違い
9月29日(金) ヴィースバーデン→バード・クロイツナッハ往復
ドイツの温泉保養地では街の随所に飲泉所があります。源泉は鉄分、塩分、炭酸、硫黄分などのさまざまな成分が含まれていて、日本なら温泉マニア垂涎の泉質なのですが、何故か温浴施設では源泉の泉質をそのまま提供しようという考え方をしないようです。
ドイツの温浴施設はいわゆるお風呂の浴槽がなく、温泉プール+サウナですので、扱いにくい温泉成分は除去してしまっているのでしょうか。日本人からするとかなりもったいないことなのですが…。
■BADERHAUS 入館料:19,00Euroより/館内利用内容により後精算
今回視察した施設の中で、個人的には最も気に入った施設。建物外観と入口が古いので、フリードリッヒ浴場のような歴史を感じさせる施設なのかな?と思ったら、中は清潔感のあるモダンな内装と高品質な温浴設備が揃った新しい施設でした。客層も大人という感じで品の良い雰囲気が漂っていました。ロッカー数は355人分(男女共用)ありましたが、施設の規模と比べたら日本の温浴施設よりもかなりゆとりがあります。
ここのサウナはKLAFS社のものが使われていましたが、温度と湿度のバランス、換気、内装、室内演出どれをとっても非常にレベルが高く、日本のサウナとの差を考えさせられました。
■Thermalbad Aukammtal 8,50Euroより/館内利用内容により後精算
ガラスを多用した直線的でシャープな建築デザインの大型施設。サウナゾーンでは美人スタッフがアウフグース(フィンランド語で言うロウリュ/サウナストーブにアロマ水をかけて水蒸気を発生させ発汗を促進させる)を担当していて、熱くて苦しかったのですがつい最後まで頑張ってしまいました。
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