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ロウリュの最先端(ドイツ視察4日目の続き)

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KurMittel(クアミッテル)と巨大インハレーションを後にして、徒歩で向かった先はRupertusTherme(ルペルトゥス・テルメ)

ここも例によって、水着の温水プールゾーンと混浴サウナを組み合わせた大型温泉保養施設です。

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公園の先に見える湯けむりと外気浴用ガーデンチェア。日本ではプールでも露天風呂でも、こんなにガーデンチェアを設置していることはまずありません。ドイツ人は本当に外気浴・日光浴好きなようです。

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施設の中に入ると、最初に真っ赤っ赤なフロントでちょっと驚きます。入館料は24ユーロ。

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貴重品ロッカーはICキーです。脱衣ロッカーも同じICキーで、自分で好きなロッカーを選ぶことができる方式。日本のシステムと違うのでちょっと戸惑いますが、慣れれば合理的。さすがゲルマン民族!と思ったが、帰りがけに自分で選んだロッカーの番号を忘れていると、かなりえらいことになります。

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なぜか脱衣室手前の待合エリアに、鏡とドライヤー多数のコーナー。男女入り乱れて、ってほどのことではありませんが、男女一緒にブロータイム。これはこれで楽しいのかも。日本では見たことなし。

水着の温水プールゾーンは老若男女で結構賑わっていました。近くのKurMittelが休館だったの影響もあるのかもしれませんが。

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ここもザルツブルグが近いだけあって、「塩泉の洞窟」、「岩塩採掘坑道の蒸し風呂と地熱サウナ」など、塩をテーマにした設備があります。

混浴サウナゾーンでは、ロウリュの進化版を体験することができました。

それは露天にある定員80名近い超大型サウナでの出来事でした。

アウフグース(ロウリュ・熱波)の予定時刻になると、担当のお兄さんが2枚のドアを開け放ち、タオルを縦旋回して室内の空気をほとんど全入れ替えします。

ざっと数えても70人以上の人(しかも男女混浴)と一緒にサウナに入るのは初めての体験です。この人数にまずビックリ。

部屋の空気が50℃くらいまで下がったところで、サウナストーンにかなりの量の水をかけます。ここまではまだ普通だったのですが、また驚いたのはタオルの仰ぎ方です。基本パターンである横旋回と縦仰ぎから始まったのですが、やがて見たこともない仰ぎ方が披露されます。お兄さんも軽快なトーク(意味は分からず)をかましながら、ちょっと自慢げです。

いろいろな仰ぎ方があることに感心していると、なぜかお兄さんに促されて満員のサウナ室からぞろぞろと人が出て行きます。ただし、マイタオルは自分が座っていたところに敷いたままです。(ドイツではサウナマットは使わず、各自がマイタオルを敷いて座ります。)

私も人にならって外に出ると、お兄さんに大きな桶から塩をひとつかみ渡されました。周りの人たちはその塩を全身に塗りたくっています。そして塩を塗り終わると、またぞろぞろとサウナ室に戻っていくのです。

そして中に座ると、二回目のアウフグース(ロウリュ)タイムが再開されました。二度目であることに加え、塩を塗っているせいか大量の発汗があります。

このように、水をかけて蒸気を発生させる、タオルで仰ぐといった一連のアウフグースタイムがさらにレベルアップして、強力なパフォーマンスとサウナ効果が生まれているのです。

この後の水風呂が超爽快だったことは言うまでもありません!

今までも日本でのロウリュ普及に努めてきたつもりでおりましたが、本場に比べればまだまだ甘かった、ということを思い知らされました。

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  株式会社アクトパス 代表取締役 望月 義尚
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コメント

いつもありがとうございます。

温浴施設好きが高じてついに仕事にしてしまうとは、おそれいりました。これからもがんばってください。

またおがわ温泉花和楽の湯、なめがわ森林スパ花明かりのご利用もお待ちしております。<(_ _)>

花和楽の湯が大好きで、花あかりが大好きで、足を運ばせていただく度に心身共にリラックスできる素敵な時間を頂いています。いつしか自分も人を癒していける仕事につきたいと思うようになり一年ぐらい悩み続けました。思いきって地元の温浴施設ですが、ボディセラピストとして働くことに決めました。当たり前のように花和楽の湯、花あかりでは癒して頂いて素晴らしい時間を頂いていましたが、その後ろにはたくさんの努力とスタッフのみなさんが心を尽くしてくださっていたんだとあらためて感じています。初めてお客様に施術をさせて頂いたとき、「楽になったよ。ありがとう。」って言って頂いて、お客様に喜んでいただくことがこんなに幸せな事だと思いませんでしたもっともっと喜んで頂けるように私も心を尽くしていきたいとおもいます

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