【4ヶ月で-15kg】アクトパス式ダイエットまとめ
最近、ひさしぶりに会った人から「どうやって痩せたの?」と聞かれることが多くなりました。
弊社の米澤専務も私とほぼ同じ方法で-20kgのダイエットに成功しておりますので、ここに「アクトパス式」ダイエットとしてまとめさせていただきます。
●100kg超級
先日、ついに目標としていた85kg台を達成いたしました(サウナの後ですが)。ここまで体重を落とせたのはたぶん15年ぶりくらいのことです。
実は今年の正月にグランローザ潮の湯にフジテレビの取材が入ることになり、その時にレポーターとして松尾翠という美人アナウンサーが来るかも?と聞かされたので猛然とダイエットを始めました。
その時は97kgくらいあったところから厳しい食事制限で4kgくらい減らしたのですが、結局松尾アナは他の取材に行くことになってしまい、男性アナウンサーがレポーターと聞いた瞬間にダイエットは終了。
その後は絵に描いたようなリバウンド状態となり、春には100kgの大台に乗ることもしばしば。
支配人業務はそれなりに身体も動かすのですが、とにかく毎回量を食べ過ぎ(ストレス?)なのと、いつも外食か買い喰いになるので、完全にカロリーオーバーの日々でした。
これではまずいなぁ…と思っていた時に、偶然グランローザ潮の湯の売店でこだわりの豆腐製品(もめん、絹ごし、よせ豆腐、湯葉刺しetc.)を取り扱うことになり、試食してみたところ、これが美味しい!
「これなら豆腐中心の食生活で痩せられる!」と考えて、主食を豆腐にする食生活に切り替えました。
●我慢は続かない
主食を豆腐にするということは、ご飯やパンを食べないということで、いわゆる炭水化物抜きダイエットです。
以前、いずれ過労死になりかねないようなサラリーマン生活をしていた時には、110kgを超えていた時期があり、そこから15kg減らして95kgになった時も炭水化物抜きダイエットでした。その後しばらく90kg台を維持していたのですが、また100kgの大台に乗ってしまったので、再び挑戦することにしました。
自分の場合、食べることを我慢するのは続かないようで、単純な食事制限はいつも途中で失敗します。それどころかリバウンドでダイエット前よりも増えてしまうことも。
炭水化物抜きダイエットの良いところは、食事を我慢しなくても良いというところにあります。量的におなかいっぱい食べていても、ご飯やパン、うどん、ラーメン、パスタなどの炭水化物さえ摂らなければいいのです。
不思議なのは、肉料理や油を使った料理をいくら食べても良いところで、摂取カロリー的には結構いっているはずなのに、それでも体重が減っていくことです。
私は焼肉が大好きなのですが、いくら食べてもオッケーです。
これは自分の体験からの推論ですが、ひとくちにカロリーと言っても、炭水化物(糖質)、タンパク質、脂質など様々な食べ物があり、これらをバランス良く摂取しているとカロリーオーバー分は確実に体脂肪となりますが、そのバランスを崩した状態だと太りにくいのではないか?ということです。
「油抜きダイエット」や「玄米菜食」なども、同じように摂取カロリーがそのまま体脂肪にはならないという点で共通しているように思います。
健康的にどうなのかどうかはともかく、炭水化物抜きダイエットは、数あるダイエットの中で食事の楽しみをあまり奪うことなく続けられるダイエット法なのではないでしょうか。
ブッフェレストランに行くと、ご飯や麺類には目もくれずに猛然と肉などの料理ばかりを食べまくる人が多いようですが、やはりいろいろな料理をおなかいっぱい食べられることは食事の大きな楽しみだと思いますし、その楽しみを損なうようなダイエット法は続けるのが難しいと思います。
●炭水化物抜きダイエットの欠点
そんな炭水化物抜きダイエットにも欠点があります。そのひとつは炭水化物を摂らない食事は結構難しいということです。
いつでも誰でも気軽に行ける飲食店といえば、ラーメン屋、カレー屋、牛丼屋、ファーストフード…といったところですが、いずれも炭水化物主体の食事です。
ちょっと空腹でコンビニに行けば、おにぎりかサンドイッチが定番ですが、これも炭水化物。
逆に、炭水化物抜きでもいろいろ食べられる飲食店といえば、居酒屋、中華料理、焼肉店などがあります。
朝昼は豆腐や野菜中心の食事で簡単に済ませ、夜は中華や焼肉でガッツリ食べても良い。これだと食事を我慢しているというストレスはほとんどありません。
なので、美味しい豆腐がすぐ手に入るという環境は、私にとってダイエットの大チャンスだったのですね。
もうひとつの問題点は、そんな食生活は健康的にどうなのか?ということです。
長年お米主体の食生活を送ってきた日本人の体質はそれに適応しており、欧米人のような肉食には向かないという説があります。確かにそうなのかも知れません。
実際、家族には体臭が強くなったと指摘されたり、ニキビ(吹き出物?)が増えたりといった変化があり、あまり長く続けると体重は減っても別の生活習慣病になってしまうかも知れない…という不安は感じました。
以前マクロビオティックの理論も学んだ私としては、玄米菜食を中心とした食生活で身体が快調になることもよく理解しておりますし、実際に経験もしておりますので、炭水化物抜きの食生活というのは少々罪悪感すら感じると言うのが正直なところです。
しかし、外食と買い喰いの多い生活の中で玄米菜食を維持するのは炭水化物抜き以上に難しいことで、住み込みに近い状態で現場支配人をしていた当時は到底無理と思われました。
●週単位のバランス
そこで考えたのが、1回の食事や1日単位の食生活ではバランスを崩しつつも、週単位ではなるべくバランスをとるということです。
つまり、仕事で外食や買い喰いの多い時は炭水化物抜きを心がけつつ、自宅で料理出来る時は玄米を炊いて野菜中心の食事にするという方法です。
玄米は身体の掃除(デトックス)をする力が強いと言われています。毎日でなくても玄米をとることで身体にため込んだ余計なものや毒素をある程度リセットできるのではないかと考え、炭水化物抜きダイエットは平日中心にして逆に積極的に炭水化物を摂る日もつくったのです。
これもダイエットを継続しつつ、健康を維持するためには効果的だったと思います。
●運動の併用
運動して筋肉量を増やすことで基礎代謝が上がり、太りにくい体質になると言います。逆に運動せずに食事制限だけだと筋肉も落ちて代謝の悪い身体となり、かえってリバウンドしやすくなるそうです。
私の場合はもともと運動をしていたので、これはあまり該当しないのですが、別の意味でダイエット中の運動は重要と考えています。
私がダイエットしようとした目的のひとつは、空手です。
細々と続けている空手ですが、やる以上はもっと強くなりたいと思います。空手で強くなるための要素はいろいろあるのですが、非常に重要な要素のひとつが持久力です。
空手の試合は1分半から3分と短いものですが、その間は一切気を抜くことはできません。鍛えた大人が全力で殴りかかってくるのですから、こちらも全力で動かないとやられてしまいます。
ところが、重たい身体を持てあましている状態では素早く動けるのはせいぜい数十秒で、あとは息切れで動けなくなります。相手よりも早く動けない状態になれば、そこで確実に負けてしまうのです。
この状態を解消するために稽古で身体を鍛えるといっても、100kgの体重のままではよほどの稽古をしないといけませんので、やはり減量する必要があると思っていました。
ダイエットしながら稽古すると、自分の身体が軽くなることで運動能力が向上してくるのが本当に手に取るように実感できます。トレーニングだけでは決して得られない成果が得られるのです。これは大きなモチベーションになります。
目的が持久力なのか、敏捷性なのか、それとも体質改善や外見を良くしたいなど、人それぞれと思いますが、いずれにしても運動と食事制限を併用することは、ダイエットを成功させるために大変効果的と思います。
●ダイエット後
極端な炭水化物抜きの食生活はすでにやめていますが、ダイエット開始から5ヶ月経った今も85kg前後の状態を維持しています。ドカ喰いをやめて食事量が以前よりも減っていることと運動を継続していることで、リバウンドは回避できているようです。
過去のダイエットの失敗の経験から大切だと感じるのは、「自分をつらい状態に追い込まないこと」だと思います。数kg減らすだけの短期集中ダイエットならともかく、無理な食事制限や苦しいだけの運動は結局続きません。
2ケタの減量を目標とするなら、それなりに長い時間が必要となりますので、無理せず楽しみながらダイエットを続けられることが大切だと思います。
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