では、どうやって副作用を起こさずにコストを抑制するのか?
先日、ある会計士の先生と一緒に打ち合わせする機会があり、そこで興味深いお話しを聞きました。
『利益を生み出すためには3つのパターンがある。
1.売上を上げ、経費を落とし、利益を上げる。
2.売上を上げ、経費を変えずに、利益を上げる。
3.売上を変えずに、経費を落とし、利益を上げる。
これからやろうとしているのは、どのパターンですか?
多くの場合、経営努力とは1のパターンを目指していることが多いようです。
しかし、増税で税収を増やそうとしながら同時に景気も良くしようとするのが大変難しいのと同じで、実は1のパターンを実行するのは簡単なことじゃない。』
…というようなお話でした。
「むやみなコスト削減には副作用がある」と言ってしまえばたった一言なのですが、このようにじっくり順序立てて話されるとあらためて考えさせられます。
経営において余計な支出を抑え、筋肉質な企業体質にすることはとても重要です。
いくら集客しても、いくら現場がお客様を満足させて売上を稼いでも、支出の部分が放漫で利益が残せないとしたら、頑張っている甲斐がありません。そもそも莫大な初期投資をして温浴事業をスタートした意味がありません。
しっかり利益を出すために、コスト抑制は欠かせない取り組みです。
しかし、人件費を抑えようとすればモチベーションダウンやサービス低下、仕入れを抑えようとすれば品質低下や取引先との関係悪化、水光熱費を抑えようとすれば顧客満足度や安全衛生レベルの低下…といった副作用が待っています。
コスト削減とその副作用はセットなのでしょうか?
そうではありません。副作用の起きないコスト抑制の方法はたくさんあるのです。それは合理化であったり、効率化、最適化といった方法であり、決して闇雲な削減ではないのです。
先に「○%カット!」といった削減目標を立てるのではなく、どこをどういう方法で抑えれば副作用が起きないのかを分かった上で実践することが必要なのです。
当たり前のことを言っているようですが、このルールを守らずに過剰なコスト削減に走り、利益が増えるかと思っていたのに結局売上も落としてしまって…という失敗例のなんと多いことでしょうか。
「では、どうやって副作用を起こさずにコストを抑制するのか?」次回セミナーではこの疑問にお応えする情報をたくさんお伝えいたします。
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今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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