入れ墨・タトゥー問題
外国人旅行者の増加によって、入れ墨客の入浴問題がクローズアップされています。
自分も現場にいた時は、内心ビビりまくりながら怖そうな入れ墨客と話し合ったことが何度もありました。
逆に一見普通の人や身なりの良いお金持ち風の人がとんでもない迷惑行為をして、ついには出入禁止を言い渡したり、警察沙汰になったり…。
人は風呂屋に来ると、服と一緒に社会性も脱ぎ捨ててしまうのか?と思ったものです。
よくビジネスマナーの世界では「人は見た目で9割判断される」などと言いますが、それはビジネスという一定のルールがある社会の中でのこと。
少なくとも「入れ墨=ヤクザ=暴力&危険」という単純な図式はもう崩れています。ファッションタトゥーは普通のことだし、最近は入れ墨が入っていない人の方がよほど怖いというケースが多々あるのです。
どのような取り決めをしても、運営上のトラブルやストレスを完全に避けることはできないとしたら、業界として考えなければいけないのはマーケットを縮小しない方向、そして理不尽な差別をしない方向に向かうことなのではないでしょうか。
残念ながら迷惑行為をする人は一定割合存在します。それを外見だけで区別して排除しようとするのではなく、迷惑行為や被害の事実に対して個別に毅然と対処していくことの方が大切なのではないかと思うのです。
常識は時代に合わせて変わります。「入れ墨・タトゥー禁止」を大きく表示することが当たり前だった時代は、まもなく終わっていくのではないかと想像しています。
関連リンク(ライブドアニュース) http://news.livedoor.com/article/detail/10243508/
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