高齢化と温浴
高齢化する日本社会。
「これからは高齢者対応が重要になる」ということで、バリアフリー化や老眼鏡の設置、シルバー料金など、お年寄りに優しい施設とサービスを目指す。
これは誰もが思いつくことで、温浴業界に限らずよく聞く話です。
必要なことですが、それをしただけでは他に先んじることにはならないでしょう。
温浴ビジネスには、もっと大切な使命があると考えています。
高齢化社会になると、いわゆる生産年齢(15歳~65歳)が従属年齢を支え切れなくなってきます。そうなると、65歳以上を従属年齢とは言わず、いくつになっても現役で働き続けなければならない世の中になるのではないでしょうか。
年金もあてになりませんし、医療や介護も超高齢化社会を支えるには限界があると言われています。
いくつになっても現役で社会貢献を続けるためには、長寿であるだけではなく、健康で元気に生活できる状態であることが必要です。
そのためには、日頃からの健康管理が大切です。
健康管理といっても、誰もがスポーツクラブなどに通って運動習慣を継続できるとは限りませんし、健康食品やサプリメントなどの健康情報には本当に効果があるのかどうか怪しい商材があふれているのが実情です。
私は、「温浴習慣」こそが誰にでも顕著な効果があり、副作用がなく、シンプルで安価な、本物の健康法であると思っています。
そして、若さと元気を保つ健康法としての温浴が、これから重要な使命となってくると確信しています。
もちろん、「癒し」「リラックス」「憩い」「レジャー」といった役割がなくなるわけではありませんが、高齢化社会というトレンドをどう考え、どのように取り組んでいくのか、そろそろ行動すべき時機が来ているのではないでしょうか。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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