業態進化と精算方式
業態の進化には、モータリゼーションなどの社会的な構造変化だけでなく、技術革新が深く関わっています。
スーパーマーケット業態が普及した背景には、レジスターの存在がありました。セルフサービスで商品大量購入という画期的な買い物スタイルの革新を実現するためには、効率的な一括精算の仕組みが不可欠だったのです。
それと同じように、券売機そしてPOSシステムの登場が、番台方式の銭湯からスーパー銭湯や健康ランドなどの大型温浴施設へと発展して行く基盤となったことは間違いないでしょう。
先日、弊社と炭酸泉装置メーカーさんとで共同開発した炭酸シャワー「しゅわしゅわシャワー」では、浴室内課金という新しい仕組みを導入しましたが、硬貨、専用コイン、バーコードリーダー、ICリーダーなど多彩な精算方式に対応することでこれまで考えにくかった浴室内での課金による客単価アップという新たな可能性が拡がったことを感じています。
いま、券売機の高機能化、POSシステムのクラウド化、そしてクレジットカード、プリペイドカード、交通系マネーなどによる非現金精算など、精算方式は多様化しています。
従来の精算方式にとって変わる、新しい仕組みが登場する日も遠くないように思います。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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