温浴の未来を語ろう!
最近、全国でもトップクラスの繁盛店である温浴施設の経営者が、最低賃金水準の動向を気にされていることを知り、分かっているつもりでしたが、ちょっとショックを受けました。
業績不振で苦戦している施設ならともかく、有数の繁盛店なのです。それでも最低賃金水準を気にしなければならないのが今の温浴ビジネスの実態なのです。
温浴施設の運営は、極めて高度な能力が要求される仕事です。
「掃除と受付をしていれば良い」なんてとんでもありません。
浴場だけでも、施設の維持管理はもちろん、常に安全衛生に気をつけながら湯守りとして最高の状態のお湯を維持しつつ、省エネ、省コスト化を研究し、温浴の美容や健康改善効果を追究し、様々なイベントをやり、それらの情報を発信し、お客様の傷病があれば救命救急、クレームや迷惑行為があればその対応と、とてもひとりの人間ではやりきれない仕事の種類と量があります。
さらに施設によって飲食や物販、リラクゼーション、フィットネス、宿泊など様々なサービスが複合しており、それらの全てにもプロフェッショナルでなければならないのです。
組織として大きくなれば、それに比例して総務経理などの管理業務も増えます。
そういう仕事である一方で、長時間営業であり土日祝祭日は休めず、正社員比率が低く、賃金水準も低いという労働環境。
そんな現場にもっと頑張ってくれ、もっと難しい仕事をしてくれと要求する一方ではどう考えても無理があります。
収益構造が根本的に変わっていかない限り、明るい未来がないと感じているのは私だけではないはずです。
ではどこに希望を見出すのか?私がいまお話しできることを全力でお伝えしたいと思います。
温浴の未来。温浴経営者の皆様にはその夢を語って欲しいのです。
◆2016年2月17日(木)東京会場 温浴施設経営術セミナー 温浴の未来を語ろう!
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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株式会社アクトパス 代表取締役 望月 義尚
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コメント
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まったく同感です。 2月のセミナーでお話したいくらいです。 儲かればいい? 人件費は安けりゃいい? これでは、長期的に立ち行きません。
当社の提言するクレド経営がこの業界には必要となってきています。経営側からは利益、労働側からは給料
そこに縛られていてはこの業界の存在価値は不動産ブローカーと変わらない訳ですね!
投稿: 入谷泰正 | 2016年1月31日 (日) 18:17